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神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
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沼地にある森を抜けて
2007-09-15 Sat 12:40
20070915124103
梨木香歩さんの『沼地にある森を抜けて』を読みました。




これまた梨木さんの不思議ワールド炸裂でした。なんでここまで神秘的な文章が描けるのか不思議なくらい、この人の文章はいつも謎めいてる。それがクセになるんだけれども・・・。
今回は「ぬか床」を中心にストーリーが展開されていて、「ぬか床だなんて素敵! 流石、梨木さん!」と半分ウケながら、細菌やら酵母やらの話を楽しみました。
ほんと、ぬか床なんてどうして思いつくんだろ? よっぽどぬか漬けが好きなのか?
ちなみに、あたしは浅漬け派。この本を読んだお陰で浅漬けが作りたくなりました。近々、本当に作ろうかと思案中・・・。
んで、もうひとつ、流石梨木さんな部分が……
『かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話』
のとこ。これさ、目次読んだ時点から意味不明だったけど、読んだら、いや、読んでも意味不明どころか理解不能だったか。なんか、Ⅰ.Ⅱ.Ⅲってあって物語の途中に突如出現してくるし。(笑)
Ⅲまで来た頃にはだいぶ本全体の内容も掴めてきてたから、この「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」の話がぬか床に関わってたことも分かって理解出来たけど、Ⅰを読んでる時は「叔母」って誰? 「僕」って誰? 「叔母達」とか「僕達」って「叔母」や「僕」とはどー違うの!??って感じで、読むのが苦痛なくらい意味不明でした。(笑)
まぁ、未だに「叔母」に関しては理解出来ておりませんが……
では、今回の響いたところ。

ーふーん。久美ちゃんらしいなあ。
ーどこが。
ー迷いがないとこ。
思わずため息が出た。迷いがない、か。迷わなかったわけじゃない。ただあんたが私の迷いを読み取れなかっただけだ。

これね~、考えさせられた。
私、もしかして毎日毎日読み取れずにあの人と接してるのかな?って……
まじで有り得る。怖いなぁ。
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