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いつか王子様が
2015-07-09 Thu 22:10
ふと聞こえてきた鐘の音色。瞬間的に鼻の奥がつんとした。

幼稚園の頃から通っていた場所。
マットの上で本を読むのがお気に入りだった。
その曲が流れ出すまでずっとずっと。その曲が流れてもずっとそこに座って本を読んでいた。先生に声をかけられて、その場所を後にする。いつもこの曲の流れる中だった。

滲み溢れる涙に、あたしは思う。
今でもどこかであの場所を求めているんだろうと。
二度と味わえないような安心感が、あの時にはあった。

記憶が音色とともに広がる。
あの時の安心感に、包まれる。
無性にあの頃に戻りたくなる。

「大人は、楽しいけれどつかれるよ」
あの頃の自分に話しかけてしまう。
そんな声は聞こえるはずもなく、本を読み続けているだろう。
それでいい。それでもいいから、今の私はあの頃の私に会いにいきたい。
会っても何も変わらないだろうけれど、それでも会ってみたいと思うのはなぜだろう。
涙は止まらなくて、自分の考えていることもよくわからない。

でも、ほんとうはわかっているんだ。
疲れていること。無理していること。
だから涙が止まらないんだってこと。
あの頃に戻りたくなるんだってこと。

残念ながら、戻ることはできないあの頃。
あたしはこの大好きな部屋の中でこの音色をききながら涙を流す。
それでよかったのだということも知っている。

明日もあさっても、ずっとこのままがいい。
そう夢を見ながら、泣きつかれて眠る今日。
明日はきっとすこしすっきりしているだろう。



夢で逢えたら…
そう願って眠る。
おやすみなさい。

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