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神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
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愛の挨拶
2011-11-30 Wed 11:06

とある場所に問い合わせの電話をした時に偶然流れた保留音に涙する。
何度も聞いたことのある曲だ。
なぜ今この瞬間にこれほどまでに感銘を受けたのかは謎であるが、
とりあえずは自分で弾いてみるべくピアノに向かう。
久々にピアノの音色を聞いた犬がものすごい勢いで興奮する。
そんな犬に邪魔されながらも鍵盤をたたく。

しかし、やはり楽譜がなければ正確には弾けない。
祖母はピアノが得意だったことを思い出し、すぐさま電話をかける。
しかし、残念ながら曲名は思い出せないと言われる。
もう一度お店に電話してみて、保留音の曲名訊ねてみたらどうかと提案される。
さすがにそれは恥ずかし過ぎるということで、ネットで電話の保留音を検索しまくる。
そして、数分後に発見する。そのまた数分後に楽譜までもを発見する。
すごい。すごいぞ、ネット。
意気揚々としながら楽譜をプリントアウトして、再びピアノに向かう。

つたないながらも一生懸命練習する。
途中で自分で弾きながらメロディラインの美しさに泣いてしまったりもする。
この曲はエルガーが婚約者に送った曲なのらしいが、
わたしはどうしても叶わない想いを奏でているように感じてしまう。
かなしい、かなしい、かなしい。
そう思えば思うほど、鍵盤をたたく指先が繊細に感情的になる。
気が付けば、あたりは真っ暗になっていた。
暗闇の中、あたしは確実に失恋をしていた。いつまでもピアノを弾くことをやめられなかった。
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