FC2ブログ
神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
<
卵一個ぶんのお祝い。
2009-08-31 Mon 23:31
20090901002411
川上弘美さんの『卵一個ぶんのお祝い。』を読みました。
以前紹介した『ほかに踊りを知らない。』と同じシリーズ、東京日記の第一作目です。

ちまちまちまちま読んで、もったいなかったけど、なんとなく今日、八月最後の日に読み終えようと、意識的に今日読み終えました。
なんとなく八月三十一日って重いよね、って思うのは、わたしだけ?

わざわざ八月最後の日に締め括られた『卵一個ぶんのお祝い。』。
まず、タイトルが素敵よね。
『ほかに踊りを知らない。』もかなりゾクッとさせられる感じだったけど、『卵一個ぶんのお祝い。』もなあ、ゾクゾクッとです。

今回いちばん気に入ってなんどもなんどもなんども読んだ日記がこちら。

七月某日 晴
暑い。じっと座っているだけで、汗がどんどん流れてくる。
この夏になって、何回「暑い」という言葉を使っただろう。一時間に平均三回として、一日に五十四回、六月半ばから一ヶ月の間に一六二〇回。これから暑さの少しおさまる九月半ばまでの二ヶ月間に三二四〇回。
すると、夏じゅうあわせて四八六〇回は「暑い」と言う予定であることになる。
約五千回の「暑い」を言うぶんのエネルギー、これを何かに利用できないものだろうか。発電とか。そこまでいかなくとも、ちょっとした放電とか。「暑い」エネルギーをためておくためには、鉛の容器がいいかもしれない。実際に使用する時にはエナメル線がいるな。豆電球とスイッチも買ってこなきゃ。一時間に三回だけじゃなく、十回も二十回も言ってみたら、どうだろう。でも無理に言うと、薄まるな。しぼり出されるような「暑い」じゃないと、いいエネルギーにはならない。
どんどん考えて、うっとりする。その間も汗はだらだら流れている。蝉はみんみん鳴いている。
                       「暑い」をためる。より


ほかにもやっぱりやっぱり切なくて搾られたような気持ちにさせられるのはたくさんあったけど、なぜかこれがいちばんすき。
あたし、ぜんぜん暑がりじゃないけど。
汗もかけなくて困ってるくらいだけど。
だけど、「暑い」をためる。が、すき。
わたしはこれを読んで、うっとりです。
はあー、川上さん。(感嘆)

んでね、読み終えて、あとがき読んで、きゃあ☆ってなったことがひとつ。
この本の装丁してるのが祖父江慎さんだったの。
だからこんなにも遊び心満載だったのね、って、表紙の紙質、中の挿絵に納得。
それだけじゃなくて、文字幅、余白、字体まで、祖父江さんがデザインしたのかと思うと嬉しくてたまらなくなり、電車の中で怪しいくらいまじまじと本を見つめてしまいました。
これは川上さん+祖父江さんだから、中古じゃなくて新品で買おうかと悩んでおります。
わたし的には夢のコラボ。


20090901002408
あ、ぜんぜん関係ない話になるけどコラボといえば、、、
今日、ユニクロでコラボモノのパーカーを買いました。
ふつうに可愛くて気に入ってるんだけど、コラボモノとか恥ずかしいから、とうぶんは地元のスーパーとかバイト、犬の散歩みたいなゆるい時にだけ着て、梅田とかで同じパーカー着てる人に出会うのかどうかの様子を見つつ、街中にも着ていけるかどうかを判断したいと思っております。
ああ、なんでこんなにも「ユニクロとだれかがコラボしたパーカー」ってだけで恥ずかしい気持ちが生まれるんだろう。
しかも、いったいぜんたいなにが恥ずかしいのかは具体的に述べれないんよね。
ただなんとなく、「あ、あのパーカー」って、思われるのが恥ずかしい。
気にしすぎ? それとも、そんなもん?
ちなみに、ひさしぶりに行ったユニクロは商品が多過ぎて、目が回りました。
なんかわたしの知らないうちにユニクロは偉大になっておりました。
だからさ、パーカー購入して店を後にしてから、
「ユニクロについてけないだなんて」とトイレの個室ですこし落ち込んでおりました。
んでトイレから出た後は、ひたすら雑貨屋さんを巡りました。
雑貨屋さんはやっぱり楽しくて、心地よかですね。
素敵なものが三点も購入でけてご満悦のともかさんでした。
ふふふ、胸ポッケに忍ばせるのが楽しみだなあ。

というか、気付いたらおもいっきり今日の日記になってますね。
明日からはSeptember。
くーもーはー晴れない あたしのまうえーええええ
かーぜーはー
やーまーなーあああい
あーたしの胸
まだ好きでどうしよう

はあ、どうしよう。
Septemberを歌うaikoの声にもうっとり。
別窓 | | コメント:0 | top↑
<<LLR4 | ずっと近くに | エコノミカル・パレス>>
コメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

| ずっと近くに |