FC2ブログ
神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
<
博士の愛した数式
2009-08-27 Thu 00:19
20090829002212
小川洋子さんの『博士の愛した数式』を読みました。



ずっと読んでみたかった小川さん。
なんでずっと読みたかったかというと、川上さんが小川さん大好きみたいだから。
「だったらわたしも読んでみたい」って思うのが、わたしの中では当然の好きな人への想いの動き方。
でも、初めて読む作家さんの一作目を選ぶのってすごく大変で、なんかいも試しに借りてはすこし読むものの、「なんか違う」って返してまた借りるの繰り返しをしていたのですが、ようやく第一作目にぴったりな作品を見つけれたのが『博士の愛した数式』だったわけです。
このお話、実は映画で観たことあって、出演していた役者さんがベテランでいい味出す人だったから観た映画だったんだけれども、役者さんの演技ももちろんよかったし、映画らしい映画だったから、あんまり映画を観ないわたしにしては珍しく感動した部類に入っていたのです。
…が、映画と原作にはギャップがつきもの、みたいな偏見なのか正論なのかわからないけれど、わたしには小説は小説のままがいちばん、という揺るがないものがたしかにあるからあえて避けていたんだけれども、頁を捲って初めの三行読んで、文章がすんなり入ってきて、「おお、これだったのか」とひとり感動しながら家へと持ち帰り、そのまま二時間くらいで読み終えてしまいました。
いやぁ、すごいね。
まだ他の作品読んだことないからわからないけど、この人は小説の構築をするのがものすごく上手いんじゃないかなと思わされたな。
なんだか推理小説並みのプロット。
物語の内容が数式だったからなのかって疑いたくなるような、完璧な話の流れを感じたのですが、、、どうなんでしょう?
いまいち読解力に自信はないので、自信ないくせにこんな風に読書感想なんてものをつたない文字で表していることに不安になるのですが、まあこれは自分のために残している感想文だということで自己完結しときます。
とりあえず、穏やかなのにとってもとっても切なくて、時間と記憶と素数の儚さに心打たれる感じでした。
どうしよう。わたしも明日からそこらへんの数字を見て
「あ、素数」
「あ、友愛数」
とかって、思ってしまいそうで怖いです。
別窓 | | コメント:0 | top↑
<<エコノミカル・パレス | ずっと近くに | 本棚>>
コメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

| ずっと近くに |