2017-05-25 Thu 16:39
「私が男の子だったとしても、友だちになっていた?」
突然、彼にそう連絡してみたくなった。 彼は、どう反応するだろうか。 「自販機ごと返してやる」 突然、そう連絡したことはあった。 彼は、ついに私の気がおかしくなったのかと思った後、それが有名な映画に出てくる台詞だと見事に当ててみせた。 そんな彼だから、私が突然、突拍子もないことを連絡しても大丈夫なのだろう。 真面目に返事をしてくれるか、呆れて返事をしないか、どちらかだ。 でも、もうあの頃と違って、私たちは恋人同士じゃないからな。 でも、だからこそ今もこんな私を受け入れてくれるかなって、突拍子もないことをしたくなるんだろうな。 笑って戯れ合っていた時は真夏に光る水滴みたいにキラキラしている。 私の右頬には一粒の水滴がしたたる。 あー、眩しい夏がくる。 |
2017-05-08 Mon 20:40
永遠を誓っても、まだ恋する乙女な私。
面倒臭くて、バカみたいで、でも私っぽいなって。 恋と愛は交わるのかな。 水と油のように跳ねて、火傷している今。 すぐに冷やさなかった傷はじわじわと痛みを増す。 何気ない日常の中でパチパチと跳ねて出来た火傷。 そのあと一人であなたのことを考える時間は、まるで火傷跡のよう。 ずっと熱を持って、じんじんとするの。 痛くて、気になって、すぐに引いてはくれない。 でも、浮かぶのはあたしのほうを見るあなたの顔。 仕方ないなって諦めた頃に、どこが傷だったのかわからなくもなっていた。 |
| ずっと近くに |
|