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神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
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宝物
2015-02-22 Sun 21:57
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「つまんないな」
呟いた次の瞬間にいいことを思いつく。それはいつものパターンで、家にいる限りわたしは好きなものに囲まれているから、心底つまらなくなることは「ない」と言っても大丈夫だろう。

いつ灯そうかと悩んでいた出窓のキャンドル。久しぶりにずらっと並べてみたけれど、灯すのはお楽しみにとっておいたのだ。
ひとつひとつ炎を灯していくごとに、ぱぁあっと明るく、じわっと暖かくなる。

ぜんぶ灯し終えて、一歩下がったときに、はっとする。
「きれい」
口から出た自然な一言とともに、すごくしあわせな気持ちになった。
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日曜日の憂鬱
2015-02-22 Sun 17:32
どんどん時間が迫っている。確か、待ち合わせは18時50分で、今は17時9分。

部屋の中ではショパンが流れている。お気に入りのキャンドルを灯し、コーヒーを飲みながら、くるくると回るモビールを眺める。傍には読みかけの小説が開いたまま逆さ向けに置いてある。

出掛けたくないわけでもないけれど、腰が重い。ずっとこんなふうにぼーっとしておきたいという心の表れ。明日も明後日も、明々後日も、ずっとずっと気の済むまで。
どうしてお休みはこんなにも短いのだろうか。そんなこと誰もが思っている。そして、きっとお休みしかない日々に追いやられたら、働きたいと思うのだろう。働かずに生きていけるほど裕福でもないのだから。それに、ショパンのCDもキャンドルも、モビールも、コーヒーの入っているマグカップも、ぜんぶ働きだしてから稼いだお金で購入したものだ。関係がないのは、図書館で借りた小説だけ。いや、でもこの小説を借りた図書館は、仕事場のある市立図書館で、そこで仕事をしていなければ借りることはできなかった。
ため息が出る。こんなにも好きな物に囲まれて生活できるのは仕事のおかげなのだ。

ポロネースが奏でる旋律と激しく打ち付ける雨の音、そして一定のリズムを刻むモビールの回転音。
なんとなしに小説を手に取る。もう残りはあと4分の1ほどだ。早く返却しないと図書館からお叱りの連絡が入る頃だ。
ショパンの曲はどんどんと流れてゆく。

今日は、家族での食事だ。今から用意をしても間に合わないかもしれない。だけれど、ここで臍を曲げて不参加の連絡をしたら、母はきっとまた高い声で電話をかけてくるだろう。そして、食事の場でも私の批判が飛び交うのだ。
決して家族での食事が嫌なのではない。それに行って、帰ってきて、寝たら、すぐに朝が来て仕事に行かなければならないことが嫌なのだ。

誰もが陥る日曜日の憂鬱をつらつらと細かく書いてみたけれど、なにが変わるわけでもない。そんなことは最初からわかっていて、きっとただちょっとぼやきたかっただけ。せめて、オリオンの輝く冬の始まりに戻るか、小春日和に笑顔のわたしがいますように。

すこし気怠い日々。慌ただしくなるこれから。どうなるのかわからない運命。
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桜の木の下
2015-02-22 Sun 12:56
小春日和の日は、一緒にどこかへ行きたいなって思って、雨の日は、声がききたいなって思う。
流れるのはポローネーズで、その旋律は叶わないものへの想いをのよう。
そして、どこかであの頃と重ねてしまうあたしがいる。

もうすぐ春がくる。
雨が降って、すこしずつ温かくなって、いつのまにか桜が咲く。
そんな日和に、あの人とどこかへ行けたらいいのになって、切なく思う。
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フレンチ・キス(映画)
2015-02-17 Tue 22:00

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みぞれ
2015-02-16 Mon 22:33

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スノーマン
2015-02-14 Sat 14:49
あの人と別れてから初めて流したこの曲。
ずっとずっと大好きで聴いていた曲だったけれど、あの人との想い出の曲でもあったから、別れてから流れることはなかった。

あの夏の日のこと。思い出すと、微かにまだ心の中はざわつく。
あの人が笑ってあたしを見ているいくつものシーン。シーンは違えど、その優しい表情はいつも同じだった。そんな愛おしそうな顔をしながら見られると困るなぁと、そのときのあたしの戸惑いも覚えていて、チクッと痛む。

今思い返しても、あの人と一緒にいた日々は楽しくて、なんかよくわからない別れだったなぁと思う。悲しかった数ヶ月を経て、とっくの前から毎日楽しく過ごしている。でも、今になるまでこの曲は流せなかったんだ。

ちょうど一年前のあの日は雪がたくさん降って、凍えるように寒かった。かじかむ手であなたに贈ったチョコレート。あの頃から始まったあなたとのこと。
職場の男性、十二人にチョコレートを贈った今年。「本命は?」と先輩に聞かれたけど、「ないない!」と笑って返した。

一年経ったからかなぁ、とか適当なことを思ってみる。だけど、一年というのは実によくできていて、その一巡りには、よくわからない浄化作用がある。

曇った空。まるであの日みたいに雪が降り始めそうだ。
あの人は元気にしているかな。覆い尽くされた雲を眺めながら思う。
お気に入りのフレーズを歌いながら思う。この曲は、良くも悪くも、あなたの歌だよ。

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プリンセス トヨトミ(映画)
2015-02-07 Sat 23:22

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