FC2ブログ
神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
<
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
れんげ畑
2014-03-31 Mon 17:06
一雨降るごとにぐんと近寄る春。
雨はしとしとと、生温く気怠く降る。花粉なのか、PM2.5なのか、白く霞む空気。そんな中でぱっと目を引く明るい色のお花。
お花を見たまま、ぼんやりとしてしまっていた。自分がどこにいるのかわからなくなる。頭の中には、笑っているあの人の顔が浮かんでいた。

わかっていた、春がくることを。
たんぽぽ。スイセン。かすみ草。チューリップ。そして、桜。

その人の笑った顔は、どんな日でも明るく咲く花のようで。いつだって、あたしを笑顔にさせてくれた。二人はとても仲良しで、とてもよく笑った。どうでもいいことばかり、けらけらと。どうでもよくないことまで、どうでもいいことにしたりもして。

「淋しいね」
その人は、ほんとうに淋しそうにそんなことを言う。
「そうだね」
あたしは、なんともない振りをする。

そんなことわかりきっていたことじゃん。それなのに、そんなことを言われたらもっと淋しくなっちゃうじゃん。あたしは、心の中で呟く。

桜が満開になる頃、もう二人は同じ場所にはいない。
二人で笑い合った日々も、もうここにはなくなる。

どんどん膨らみ、色付く蕾を見た瞬間になにかが湧き上がる。
その人を失う哀しみ。心底好きだったあたしの想い。二度と戻ることのない二人の時間。
一気に溢れてくる気持ちを、押さえきることができない程の想いを、涙で歪む桜の木を見上げながら、唇を噛みしめて痛いほどに刻みこむ。


ただあなたとお月様の下 ときめいた愛おしい日々を
Love is the greatest thing
Love is the sweetest thing
I hope that he tune out be
someone to watch over me

           『れんげ畑』

スポンサーサイト
別窓 | Diary | コメント:0 | top↑
共食い
2014-03-29 Sat 16:37
R0022339.jpg


R0022352.jpg


R0022353.jpg


R0022356.jpg


R0022357.jpg

お鼻を取られてしまった犬と漆黒のお鼻を持った犬。
漆黒のお鼻を持った犬は、このあとお鼻を取ったことを叱られることをまだ知らない。

別窓 | | コメント:0 | top↑
ひまわりになったら
2014-03-16 Sun 23:53
R0014193.jpg

あの子があたしを見上げるときの笑顔を、困り顔を、その大きくて栗色の瞳を。
あたしは毎週思い出しては泣いている。そんなこと、誰が知るのだろうか。
誰も知らない。誰も知らなくていい。

あたしだけにしかわからないかなしみ。

あたしは、写真の中で笑っているあの子に向かって話しかける。
色んなことを思い出すよ。ほんとうに色んなことがあったよねって。

あの子とあたしだけの瞬間。
それはまるで星の輝きのようで。
だから、あたしは夜空を見上げる。

オリオンは西へと沈み、消えてゆく。
北斗七星がゆっくりと天頂へと昇る。

星の瞬きは、いつもあたしに今を教えてくれる。
あたしがいる場所を。

別窓 | | コメント:0 | top↑
| ずっと近くに |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。