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神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
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24歳、思春期。
2013-11-25 Mon 23:33
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今年の4月から東京へと行ってしまった先輩と久しぶりに会う。
中学のときからの先輩だから、離れても距離感も温度も変わらず、まるで一ヶ月前に会ったのとおなじよう。
牡蠣が旬だからと言って食べに行ったけれど、話に夢中で牡蠣のお味を気にしている間がなかった。仕事や人生設計の話、あそこの化粧品が良かったとかここのかばんが欲しいとか、どうやったら可愛くなれるのか、なんていう女子校のノリを引きずったままの話、そして家族が病気になったらどうするか、なんて話まで。
あの頃と変わらない部分と、こんな話をするまでになったんだね、なんていう感慨深い部分と、二人して歳を重ねてきている実感をした一時だった。

先輩が東京へ帰ってからは、一人でお馴染みのスターバックスへ。
遊ぶのも好きだけれど、勉強も欠かしたくない質で、一人黙々と本を読む。思春期の子どもについての本。自立をしたい欲求と甘えたい欲求が混在している時期に、どのように接することで子どもを理解できるかという内容。

二時間ほど勉強をして満足したのち、ちょっとぼーっとする。
先輩は来月結婚をするらしい。「らしい」というのは、わたしに実感がないだけで、去年から聞いていてとっくの昔からわかっている話。わたしにはまだまだ結婚なんて遠くて、不思議な感覚。先輩とのことに関して言えば、昔から今までのように、これからも仲良しでいられたらいいなぁ、なんてしんみりと思う。そして、わたしはこれからどんなふうに生きていくのだろうかとしみじみ思う。なんだかさっきまで読んでいた本の中の子どもみたいな気持ちになる。自立と甘えが混在している中、未だにアイデンティティが確立されず、同一性拡散状態。

ここまで考えて、一息つく。これ以上考えても答えは出ないから、早く帰って眠ろうと席を立った。ほんとうに人生って人それぞれだなぁ、なんて大袈裟に思った帰り道、なんだかすこし切なくて不安になった。夜の風は冷えているもののどこか生温さを含んでいて、案の定次の日の天気予報は雨だった。


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同一性拡散
2013-11-23 Sat 21:41
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“どうしてこうもあたしはいちいち泣くのだろうか”

きらきら光る砂糖を見て涙が出たときに思った。
ばかみたいって思われることを知っているから、あんまり言わないことだけれど、でも、あたしはそういう瞬間が大好きで、昨日だって赤や黄色に色付く木々と澄んだ青空を見て泣いていた。「ああ、きれい」、そう思った時にはもう涙が出ている。だから止めようがないのだけれど、泣いている自分はあんまり好きじゃなくて、またすこしうんざりする。

涙が出るような瞬間は好きだけれど、そんなことにいちいち泣いているあたしのことは好きじゃない。
いつかあんまり好きじゃない自分のことを受け入れて、自分のことが自分で好きと言える日はくるのだろうか。
自分のことがわからなさすぎて、そして、そんな自分が嫌でたまらなくて、真剣に悩む日々。

「アイデンティティを確立するって難しいですよね」
仕事中、大好きな上司に呟いてみたら、「そう?」と簡単に受け流されて、けらけらと笑った。「笑ってないで、仕事に集中!」と嗜められ、パソコンの画面を睨み直す。

人を好きになるのは簡単なのに、自分を好きになるのがこんなにも難しいなんて、変な感じだな。
そんなことを飽きもせずに思いながら、ちらっと上司を盗み見をする。今日も背筋を正しながらカタカタと素早くパソコンをタッチしている上司の姿を見て、強く想った。

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最近のわたし
2013-11-10 Sun 21:09
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お家に来て、早二ヶ月が立つ。



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最近は拗ねるということを覚えたから、試しにちょっと拗ねてみるけれど、甘えただからすぐ振り返って家族の反応を見てしまってみんなに笑われる。



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秋の深まりとともに眉毛も濃くなって、それも笑われている。



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「なんで横座りしかできないの?」
相変わらず、母からは怒られてばかりいる。



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身体も態度もどんどん一人前になってきているよ。


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2013年秋
2013-11-10 Sun 20:24
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バスが来ない。
ため息をつきながら落ち葉を蹴り上げる仕草をしてみる。もう一度、大きくついたため息とともに足元を見る。落ち葉がとても綺麗で、さっき蹴り上げた右足を左足と揃えてしまう。

いつだったか、同じように落ち葉が綺麗な頃に足を揃えてみたことがあった。あれはきっと六年くらいまえのこと。まだあの人の隣にいた頃。

すこし悲しくなって、涙が浮かんでくる。
こうして月日は流れていくのかな。落ち葉は毎年綺麗に色付くかもしれないけれど、あたしはどんどん年老いていくだけかもしれない。

すこし切なくなって、微笑んでみる。
でも、そんな流れていく時の中ですこしでも自分のことを愛おしく思えたなら、それがあたしにとっての幸せだろうな。

バスが近付いてくる音がする。
ガラッと大きな音を立てて、扉が開く。ステップを登ってバスに乗り込む。
そそくさと発車してしまうバス。運転手さんは到着が遅れたことを詫びない。窓から見える赤や黄色の葉がどんどん遠くなって見えなくなる。
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