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神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
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結露
2018-11-26 Mon 11:03
肌寒い朝。
寒いけれど、窓を開けて過ごす。
太陽は陽を射したり、雲に隠れたりを繰り返している。

しんとしている気持ち。
散らばっている洋服を淡々と片付ける。
流れている曲は知らない曲だ。
叶わない恋心を歌うその歌が突き刺さるなんてね。

一年前のあたしとあなた。
今のあたしとあなた。

写真の中には幸せそうな二人がいる。
穏やかな顔つきをしたあなたがいる。
それが、やけに切ないよ。

ジェット機が飛ぶ音が聞こえる。
ああ、もう今年が終わる。
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イチョウの落ち葉と陽だまりと満月
2018-11-26 Mon 10:55
昨日、隣にいたあなたを思い出す。
肩を並べて、階段の上から眺めた景色をドラマのロケ現場になりそうだと笑い合って、ひとつのソファでそれぞれ小説を読んで。
そうして過ごした陽の当たる時間。

大きな満月。光に消された散らばる星屑。
「ごめんね」って謝るあなた。
それは、どこかでわかっていたことで。

まっすぐ見つめた眼。
わざと冷たくなるあたし。

知らない曲を聞いている時みたいな気持ちだ。
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オールドファッション
2018-11-24 Sat 19:42
キミは、今あたしがキミの好きなミュージシャンの歌を口ずさんでいたら、きっと驚いた顔をするだろうね。
あの時、頬を桃色に染めながら恥ずかしそうに好きだと言ってくれたこと。でも、あたしは…。
あの時にこの歌を聴いて、そしてキミの前で口ずさんで、キミの驚く顔を見たかったなって、あれから三年も経った今になって思っているよ。

キミに夢中になった数ヶ月。
キミはこの歌を聴きながら、別の人に夢中だった。
「切ないんです」
その言葉はあたしの知らない誰か、キミの瞳の奥にいる人に向けられていることを知っていたから、だから、これ以上思い知りたくなくて聞かなかったんだと思うんだ。

でも、今ならわかるよ、この歌の良さが。
キミの切なさと刹那さも。

あれからキミには素敵な人ができたのだろうか。
あたしに素敵だと思える素敵な人ができて、この歌の切なさもわかるようになって、月日の流れと、あの頃と違う自分がいると感じた。それは、うれしいことばかりではなく、すこし悲しくて、キミのことも遠くなってしまったってことだと思う。
でもね、遠く離れて、キミが今何をしているか知らなくても、キミが今この歌を聞いていると、それはなぜだか自信が持てるんだ。

キミが何を想うのか、誰を想うのか。
またあの時みたいに話してみたいね。
そしたら、またあの時みたいに妬いてしまいそうだけど。
そんな気持ちはまた胸に秘めて、キミの頬が桃色に染まるのを見たいと思うよ。
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湿った夏
2018-08-28 Tue 10:18
夏が終わるらしい。
誰が言ったわけでもない。
でも、夕立が降るたび、からっとしていく空気。空に浮かぶ雲の形。鳴かなくなった蝉たち。
それらが夏の終わりをさりげなく、それとなく教えてくれる。
それを知るときはいつも、悲しい。
いつも、ああ、終わってしまうんだ…って、置いてきぼりの気持ちになる。
まるで、それはあの子のいなくなった日みたいな。

もう何年経ったかなんて数えなくなった。
もうわんわんと泣くこともなくなった。
でも、こうしたふとした瞬間に、とてつもなく悲しくなってしまうよ。
楽しかったね、一緒にいた日々。

失うものが多くなって、得るものも多くなって。
変わらず、あのじりじりと焼け付く通学路が忘れられなくて。
そんなあたしの夏、今年も焦げ付いている。
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夏服
2018-07-26 Thu 18:41
クローゼットにかけてある服を順番に寄せながら、今日アイロンをかけるべき服を選ぶ。
途中で、半袖のシャツが目に入る。
少し太って二の腕が太くなったことを気にして、もう何年も着ていない服だ。
だけど、毎年、衣替えの時にクローゼットには並べる。

あの頃はなかった服にアイロンを当てながら思い出す。
「その半袖、似合ってるね」
そう言われた時のことを。

エスカレーターの途中だった。上っていたのか、下っていたのかまでは忘れてしまったけれど。
いつも通りの表情で、ごくごく普通の会話みたいな感じで、でも褒められたことが嬉しかった。
「そうでしょ」と、どこか得意げに答えたっけ。

嫌いで別れたわけじゃない。
何かが噛み合わなくなった。
何か、が、なんなのかは、今もわかるようでわからない。

今、もう一度会えば、あの頃のように仲良くできる気も、もうあの頃とは全然違う二人になってしまっている気も、どちらもする。

こうして、ふと思い出す。
いくつもの思い出が、私にふと彼を思い出させるから。
でも、別れたのは、別れるなりの何かが二人の間にあったから。
そう、思い出すたびに思っていること。

思い出しては、やっぱり私は小さなことをいつまでも覚えてるよねって自分への嫌気がさしながら、元気にしているのかなって遙か遠く彼方へ想いを馳せる。

夏には夏の、秋には秋の、思い出がある。
冬も、春も、そして、また夏の…。
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