神に祈った事それは...早くあなたのお気に召される様に
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PH Artichoke
2018-06-16 Sat 19:15
暗闇に浮かぶラスボス。
彼の肩に頭をのせながら眺めては、きれい、と呟く。

初めて見た。
圧倒的迫力で、私はため息をのむ。
言葉が出ないとは、このことだと思った。

そして、隣にいる彼にいかに奴がすごいかを説明する。

「私の家にあるのは、もっと小さいでしょ。でも、作りは似てるのわかる?
 簡単に言ったらさ、私の家にある子の進化系みたいなものなんだよ。
 ラスボスみたいな感じ」
「なるほどね」

その「なるほどね」が、理解を示すものなのか、面倒で受け流したことを指すのか、わかるような、わからないような返事だった。
だけど、酔った頭で、どっちでもいいかと思い、またラスボスを見つめる。

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カラスとカラス
2018-02-21 Wed 19:23
いつのまに、こんなに離れられなくなったのだろう。
自分でも不思議なくらい、あの人の傍にいることが重要だ。

ずっと瞳の中に映していたい。
ずっと触れていたい。

毎日、まいにち、バカみたいに恋い焦がれている。

なんにも不安がないわけじゃない。
これから先、うまくいくのかなって、やっぱり時々考える。
でも、どんなことも二人で乗り越えていけたらいいなって思っておわり。

一年後、二年後、三年後。
五年後、十年後、二十年後。

どうなってるんだろうな。
不安と楽しみの入り混じった不可思議な笑みがこぼれる。
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二年目の秋
2017-11-06 Mon 22:17
いつの間に、抱きしめられるっていうことを覚えてしまったのだろう。
すごく罪で、すごく救われる。

あの日を思い出す。
外はもう明るくなった部屋の中、あたしを諦めずにいてくれた。
忘れてしまいたいけど、忘れられないのは、そういう忘れられない瞬間があるからなんろうね。
「でもね、いい思い出には、ならない」
そう、あの人に言い放ちたい。あの頃の甘いあたしにも。

あなたの大きな両手を、もう一度恋しく思えたときに、そう思う。

同じ気持ちはニ度と生まれてこない。
それはあたしの確信で、それで終わりだとも思っていた。
だから、あなたのこと、もう一度愛おしく思えたときに、今までと違う、強くしなやかな想いが生まれたこと、驚くとともに前を向けた。



あたし これから あなたのことを
どれくらい好きになるんだろ
計り知れないほど ずっと好きになるんだろうな

                 『半袖』
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残り全部バケーション
2017-09-13 Wed 21:04


伊坂幸太郎さん『残り全部バケーション』を読みました。

★ 残り全部バケーションの続きを読む
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シャッター
2017-08-30 Wed 11:34
いつもと違う場所できいた蝉の鳴き声。
こんなにも違うふうに響くのかと、ずいぶんと驚いた。
連なる山と真っ青な空に動かない大きな雲。
緑に囲まれたあの家は、まるで避暑地のようだったと思い返す。

そんな蝉の声ももう聞こえなくなった。
まだまだ暑くても、蝉の声が聞こえないだけで、「ああ、もう夏の終わりなんだな」と思う。

色んなことが初めての夏だったけど、大きな違和感はなく終わった。

ただ、あのひんやりとした廊下を恋しく思った。
ぺたっと肌をはりつけ、天井を見上げ、目を閉じ、外で鳴く蝉の声に耳を傾ける。
犬の大きな寝息も混じる、夏の午後。

すこし涙が出るのはなんでだろうね。
淋しくなんてないけれど、あの家が好きだったんだろうなって。
知ってたことを思い知る。

二十年以上も見続けた景色。
忘れるわけがないよね。

すごく好きな今の家の中を見渡しながら、そう思った。

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